長時間の労働時間で太る悪影響が

残業が増えると太りやすい食事になります

労働時間が長くなると太る人が増えています。残業が多くなると食生活が変わってしまうからです。太らない生活を送るためには、自炊をするのがいちばんです。自炊をすれば野菜が多め、油や塩分を控えめ、炭水化物控えめなダイエットにぴったりな食事を簡単に作ることができます。しかし残業をしてしまうと家に帰るのが遅くなります。すでにスーパーが閉店していることもありますし、自炊をして食事をする頃には夜中になるかもしれません。結局自炊をあきらめて、ファストフードを食べたりコンビニ弁当などを購入する人が多くなります。
基本的に外食をすると、脂肪分や糖分の多い太りやすい夕食になってしまいます。またお酒が好きな人は遅い時間の晩酌になり、ますます太りやすくなります。さらに残業中に小腹が空いてしまい、間食をして余計なカロリーを摂取してしまう人もいるでしょう。

運動不足になりダイエットに失敗することも

健康的に生活を送るためには、短時間でも継続的な運動を続けていることが大切です。会社から帰宅後にランニングをする人、会社帰りにスポーツジムに行き汗を流す人は、理想的な運動習慣を持っています。また半身浴をしたりストレッチをしたりと、ストレス解消のために必要なルーティンを持っている人もいるでしょう。しかし残業をして疲れて帰宅をした後は、ランニングシューズに履き替えて、再び外に出て走り出す気力はわかないかもしれません。スポーツジムに行くよりも一刻も早く自宅に帰って眠りたいと思うかもしれません。半身浴どころか湯船も張らず、シャワーで済ませてしまう人もいるでしょう。
長時間労働は運動の習慣を奪い、ストレスを解消する時間も奪ってしまいます。運動習慣がなくなれば、体の代謝も悪くなり、同じ量の食事を食べていても太りやすくなってしまいます。

ストレスで過食気味になります

残業を続けると生活のリズムが乱れます。そのため決まった時間に3食の食事をすることが難しくなります。また夜遅くに帰ってくれば、就寝する時間も遅くなります。翌朝起きる時間が出勤時間ギリギリになってしまうかもしれません。健康的な生活を送るためには毎朝、太陽を見て体内時計をリセットする必要がありますが、遅く寝て遅く起きる習慣では体内時計が狂ったままになります。さらに睡眠不足は食欲を増すホルモンを生み出すと言われています。
ストレスがたまることで、そのはけ口が食欲に向かうこともあるでしょう。ダイエットの計画を立てていても生活リズムが乱れているとなかなか成功しません。このように長時間労働は生活のリズムを奪い、太りやすい環境へ近づけてしまうのです。