長時間の労働時間で鬱病のリスクが高まる悪影響が

あなたの労働時間は大丈夫?

長時間労働を改善しよう!

鬱病発症のリスクが高まる

鬱病発症のリスクが高まる

長時間労働は誰の身にも降りかかる可能性が…

残業もなく睡眠時間が7時間以上取れているという恵まれた職場で働いている人は、長時間労働に苦しむ人のことを他人事のように思っているかもしれません。しかし長時間労働がいつ自分の問題になるかは誰にも分かりません。例えば職場の同僚が突然離職してしまった時、同僚のタスクを全て自分がこなすことになるかもしれません。そうなれば毎日のように残業をする必要が出るかもしれません。また取引先が急に納期の締め付けをきつくしてきたらどうでしょうか。納期が近づいてくるたびに長時間労働を強いられるかもしれません。さらにヘッドハンティングで転職した先の企業が、実はブラック企業だったということもあり得ます。
長時間労働は身近な問題として捉えるべきでしょう。

鬱病になる残業時間とは

長時間労働が続くと最終的に鬱病になってしまうなど心身に弊害が出てきます。どの程度の長時間労働が心身に弊害を与えるかを知っておき、リスクに備える必要があります。「1日の平均残業時間が3時間超」の場合は危険です。心身に疲労が残りストレスが蓄積されている状態と想像できます。また「1か月から半年程度、平均的に残業時間が月45時間超」だと、うつ病への黄色信号がともります。さらに「残業時間が月100時間超」または「2か月から半年にわたり残業時間が80時間超」の場合は赤信号がともります。残業時間が長すぎて週末の休みだけではストレスも疲労も抜けない状態です。もし自分の時間外労働がこのレベルまできている人は、鬱病の可能性を疑ってみましょう。

鬱病の初期症状に注意しましょう

鬱病の初期症状に気が付けば、早めに医師に治療してもらうことができます。それでは鬱病の初期症状とは、どのような症状でしょうか。
まずイライラしやすくなり、感情の起伏が激しくなったら注意が必要です。それでも「自分がやらなければ」という責任感が出てくると、疲労を抱えたまま今まで以上に長時間労働をしてしまう人がいます。これはかなり危険な状態です。自分では働けると思っても心身にダメージが蓄積されて、それが表に出てくることもあります。「吹き出物が増える」「胃痛になる」「慢性的にめまいがする」「食欲がなくなる」などの症状は、鬱の初期症状の可能性が高いです。さらに休日は何もする気がせずに寝たきり状態になることもあります。このような人は、すでに鬱病の一歩手前にきています。

鬱病になると…

無理を重ねて長時間労働を続けると、行きつく先には鬱病が待っています。鬱病になると本当に「何もできない」状態になります。オフィスまで来ても何もする気が起きず、書類やパソコンの画面を見ても手が動きません。記憶力が低下したり、感情がコントロールできずに勝手に涙があふれてきたりします。さらに症状が進むと朝起きることができず、ベッドから動けなくなります。この状況まで来てしまうと、専門の医師の元に行き本格的な治療を受ける必要があります。もちろん仕事は当面休むことになるでしょう。もし治療を始めないと過労死の恐れすら出てきます。日常生活にも支障をきたし、自殺願望が出るかもしれません。

長時間労働を改善したい人におすすめ!